そろそろクリスマスの時期も近づいてきました。
最近は自宅を色とりどりのイルミネーションで飾るご家庭が増えています。
ただ、どんなに素敵なイルミネーションでも、迷惑に思ってしまうご近所さんもいるかもしれません。
今年はイルミネーションをやってみようかな?と思っている方、まずはマナーについて確認しましょう!
自宅のイルミネーションは近所迷惑!?
イルミネーションなどの人工光をめぐるトラブルを「光害」と呼びます。
環境省の『光害対策ガイドライン(平成18年改訂)』によると、光害とは下記の通り定義されています。
「人工光(照明)のうち、与えられた状況のもとで量的、方向的あるいは色彩的特性のために、人間の諸活動に対し、いらだち感、不快感、注意の散漫あるいは視認性低下などの原因となるもの及び生態系に悪影響を及ぼすもの。」
つまり、イルミネーションをやりすぎて、近隣住民の方が我慢の限界(受忍限度)を超えてしまうと加害行為(イルミネーション)の差し止めや損害賠償を請求される可能性があるということです。
自宅のイルミネーションが裁判まで発展した事例はありませんが、ご近所トラブルを防ぐためにもしっかりチェックしておきましょう!
点灯時間帯は常識の範囲内で
夜遅くまで、イルミネーションのライトが煌々と輝いているのは、睡眠の妨げになる可能性があります。
常識の範囲内とはいえ、住宅密集地や学校の近く、商店街の近くなど、地域ごとの特性もあると思います。
そのため遅くとも、夜の21時までには消灯するようにしましょう。
また、もし公園の近くにご自宅があるようでしたら、ライトをつける時間を17時等にして、周りの子供たちに「このお家のライトがついたら17時だからお家に帰ろうね」と声をかけてみてはいかがでしょうか?
ただ、きれいなイルミネーションを楽しむだけではなく、子供たちの時計代わりにもなるなら、ご近所の目も厳しくなりませんよ。
時間通りに点灯・消灯することが難しい場合は、タイマーをセットすることもできます。
特に消灯のタイマーをセットしておくと、うっかり消し忘れた!ということもなくなります♪
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