(コウテイじゃないよ、キングだよ)
こんにちは。
夏バテの季節ですが皆さん元気にお過ごしでしょうか。
ぐでっとしたくなるこの暑い日々、クールなイメージの(?)新たなペンギンのご紹介です。
今回の主人公はその名もキングペンギン!(日本ではオウサマペンギンとも呼ばれます)
コウテイペンギンにもちょっと似ている…?キングペンギンについて、深掘りして行きましょう。
キングペンギン、その特徴やいかに
パッと見はコウテイペンギンにも似た彼ら、キングペンギン。
全長は約85~95cmと、コウテイペンギンよりも一回り小柄で、背中が灰色になっているのも特徴です。
彼らが発見された当初は最も大きなペンギンだったため、キングと名付けられたそう、ですがその後もっと大きなペンギンが発見され…コウテイペンギンに一位を譲ることになりました。
そのためか、しばしばコウテイペンギンと混同されがちです。
二番手の印象が強いキングペンギンですが、実は嘴(くちばし)の大きさがとても大きく、コウテイペンギンを超えてペンギン界のトップだそうですよ。(さすがキングです)
生息地は、繁殖期には南大西洋やインド洋、亜南極にあたる地域で過ごし、繁殖期以外は繁殖地周辺の海域にて群れを作って住んでいるそうで、南極にはいない、割と温暖な気候を好むペンギンです。
ヒナが…でかい、でかすぎる!
そんな、なんだか二番手なキングペンギン、実は多種のペンギンにないものすごい特徴を持っているのです。
それは…
(で、でかい…!!)
上の写真をご覧のとおり…ヒナがでかいこと!なのです。(左:成鳥、右:ヒナ)
見れば見るほどツボにはまっていくこの姿!!
親よりでかい。笑
もふっとしている。
たまらないですね。
なんというかシュールな絶妙な面白さを含んだキングの子です。
このヒナたち、もちろんタマゴから孵ってしばらくはちびっ子なので両親どちらかの脚の上、お腹の下でぬくぬくと育つのですが、5~6週間ほどで親離れし、ヒナだけで作る群れ(クレイシと呼ばれる)にてぎゅうぎゅうしながら餌を取りに行った親たちの帰りを待つそうです。
キングペンギンは一度に1個しかタマゴを産まず、しかも繁殖は2年に一度、多くても3年に2度のペース。
子育てにはわりと時間をかける種族で、ヒナが立派に一人前になるには冬を越す必要もあり、あまり生存率が高くないことでも知られています。(難しいのですね…)
(みんなでコロニー)
離婚率高い?!キングの事情
なかなかゆっくりとした繁殖のおかげか、一夫一婦制が多いペンギンの中では珍しく、キングペンギンはパートナーを変えるペンギンとしても有名です。
一度組んだペアのうち、解消されるのはなんと80%!遺伝子の多様性を獲得するための知恵なのかもしれないですね。(それにしても…複雑な事情です)
そして面白いのが、先程も出てきたクレイシ、ヒナだけの集まりなのですが、ここには1羽だけ大人ペンギンがいて、見張り番をしているのだとか。
なんだか学校の子どもたちと先生みたいでふっと笑ってしまいました。
人間のように彼らにも独自の社会があるのでしょうね。(面白いです)
やっぱり会いたい!キングペンギン&ヒナ
あの巨大なヒナ、ぜひこの目で確かめたい…!!と今回もリサーチしてきました。
日本でキングペンギンに出会える水族館は、以下のとおりです!
- 登別マリンパークニクス(北海道)
- 旭山動物園(北海道)
- 男鹿水族館GAO(秋田県)
- 仙台うみの杜水族館(宮城県)
- 鴨川シーワールド(千葉県)
- アクアパーク品川(東京都)
- 横浜・八景島シーパラダイス(神奈川県)
- 伊豆・三津シーパラダイス(静岡県)
- 下田海中水族館(静岡県)
- 南知多ビーチランド(愛知県)
- 豊橋総合動植物公園のんほいパーク(愛知県)
- 二見シーパラダイス(三重県)
- 越前松島水族館(福井県)
- 海遊館(大阪府)
- 城崎マリンワールド(兵庫県)
- アドバンチャーワールド(和歌山県)
- マリンワールド海の中道(福岡県)
- 長崎ペンギン水族館(長崎県)
思ったよりもたくさんありましたね!
この中でも、現在ヒナがいるのかどうかはわかりませんので、どうしても巨大なヒナが見たい!という方は水族館に問い合せてみると教えてもらえるかと思います。
せっかくならもふもふの巨大なヒナにお会いしたいものですね。
キングペンギンのまとめ
他のペンギンたちとまた少し異なった魅力を持つペンギンでしたね。
思ったよりもたくさんの個体が日本でも見られるというのは、やはり温暖な気候にある程度順応できるためなのでしょう。
知れば知るほど面白いペンギンの世界、水族館や、できれば野生の姿まで、じっくりペンギンを眺めてきたいものです。
ということで今回の主人公はヒナが大きいキングペンギンでした!
大きなヒナは一見の価値アリ、ぜひこの目で見てみたいですね!
ではまた。