遅咲きのピアニスト、フジコ・へミングをご存知でしょうか。
現在の年齢、活動、評価、弟、自宅について調べてみました。
音楽大好きな皆さま、小さい頃にピアノを習っていた人、現在もピアノを弾いている人、必見です。
フジコ・ヘミング丸わかり!
筆者は、フジコ・へミングが大好きです。
何よりピアノの弾き方に熱い心があふれているところ。
まずは、こちらをお聴きください。
テンポの揺らぎにフジコさんの情熱と愛を感じませんか。
音の美しさも格別です。
フジコ・ヘミングの年齢は?
フジコ・ヘミングは1932年12月5日生まれの85歳です。
以下はプロフィールです。
出生名:ゲオルギー・ヘミング・イングリット・フジコ
学歴:東京音楽学校、ベルリン国立音楽大学卒業
職業:ピアニスト
現在の活動など
85歳の現在もフジコさんはコンサート活動を行っています。
日本国内はもちろん、世界を股にかけてですから、年齢を考えても、すごいことです。
2018年6月現在、初のドキュメンタリー映画「フジコの時間」が上映中なので、筆者はフジコさんと同い年の母親と見に行く予定です。
コンサートも同業者の友人と秋に行きたいと思い、チケット発売日を心待ちにしています。
フジコ・ヘミングの評価は?
ピアニストの母、大月投網子さんとスウェーデン人の父で画家であり建築家のヨスタ・ゲオルギー・ヘミング(母とは離婚)の間に生まれたフジコさんは母の厳しいピアノレッスンを受け、その才能を開花させました。
ヨーロッパで暮らしていましたが、母の死後、1995年に日本へ帰国し、母校東京芸大などでコンサート活動を行ったり、ピアノ指導に携わったりしていましたが、1999年2月11日にNHKのドキュメント番組で「フジコ〜あるピアニストの軌跡〜」が放映されて大きな反響を呼び、フジコブームが起こりました。
その後に発売されたデビューCD「奇蹟のカンパネラ」は、発売後3ヶ月で30万枚のセールスの大ヒットで、第14回日本ゴールドディスク大賞の「クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」他各賞を受賞したのです。
以来、60代からの日本でのピアニストとしての活動が始まり、「奇跡のピアニスト」とも言われています。
弟は俳優の大月ウルフさん
弟さんは俳優の大月ウルフさんです。
仮面ライダードライブ等に出ていたようでした。
1934年8月27日生まれの83歳です。
何と、中学生のころから舞台に出ていたということ。
姉弟そろって芸術家肌なのですね。
現在はカフェ・テアトロ「ラ・カンパネラ」フジ子・ヘミング記念芸術館のオーナーを務めているそうです。
フジコヘミングの自宅の自宅は世田谷・パリ・京都!
こちらは、東京世田谷のご自宅です。
こちらはパリの自宅です。
こちらは京都の家です。
何と3つも家があるというフジコさん。
もちろん、全てに家にピアノがあり、大好きな猫もいるようですし、趣味で描かれた絵も飾ってあるようです。
なんとも、すてきですね。
今回の映画では、自宅も公開されているようなので、楽しみ・・。
永遠の16歳
フジコさんのあれこれをご紹介しましたが、いかがでしたか。
フジコさんは「私は16歳。」と言っています。
本当に可愛らしい少女のようなフジコさんです。
あの魅惑的な音色は、純粋な心そのものではないでしょうか。
若かりし頃は恋多き女性だったというフジコさんですから、かつての恋も、すべてピアノの音色で語っているのでしょう。
お恥ずかしながら、筆者もピアノを弾きます。
今、フジコさんの得意曲「ラ・カンパネラ」に苦戦中です。
こんな私が言うのも、おこがましいのですが、ピアノは心です。
皆さまもフジコさんの心の音色に耳を傾けてみませんか。