何と、東京都知事の小池百合子氏に疑惑の目が向けられています。
カイロ大学を主席で卒業は嘘だったかもしれません。
そうなると経歴詐称になるのでしょうか。
何とも疑わしい話ですが、真実味があるのか、どうか調べてみました。
小池百合子氏の出身大学や経歴は本当か?
それでは、まずは小池百合子氏のプロフィールを載せましょう。
小池百合子(こいけ ゆりこ)
生年月日:1952年(昭和27年)7月15日
職業:東京都知事
出身校:関西学院大学社会学部中退、カイロ大学文学部社会学科卒業
小池氏は、アラビア語通訳、ニュースキャスターを経て、1992年より政界入りを果たし、現在地位についています。
出身校はカイロ大学となっていますし、選挙の時にもカイロ大学を主席で卒業したと仰っていました。
小池氏は、父親の会社が倒産したのをきっかけに家族で東京の六本木に引越した後、アラビア語の通訳を目指すために1971年に関西学院大を中退して父親の貿易先だったエジプトのカイロ・アメリカン大学に留学してアラビア語を勉強しました。
松浦良右の資金援助で両親もカイロ市で日本食レストランを経営していたそうです。
その後、小池氏はカイロ大学に移って同大学を主席で卒業したということになっています。
(ウィキぺティア参照)
実は、この経歴を疑問視する声が上がったのです。
カイロ大学主席卒業は詐称?
現在発売中の「文藝春秋」(2018年7月号)に、ノンフィクション作家の石井妙子氏が小池氏の学歴詐称疑惑を寄稿しました。
文藝春秋によると、小池氏は実際にカイロ大学を卒業していないということなのです。
どういう事かと言いますと、石井氏の元に小池氏のエジプト留学時代を知る女性から手紙が届き、それには上記の内容が書いてあったそうです。
彼女は、小池氏とカイロで同居していたというのですから、真実味を帯びた証言と考えられます。
『振り袖、ピラミッドを登る』(1982年、講談社)という小池氏の著書には「1971年秋にカイロ・アメリカン大学に入学してアラビア語を学び、翌1972年10月、カイロ大学文学部社会学科に入学、1976年10月、日本人女性として初めて、しかも首席で卒業」と書いてあるそうです。
しかし、このことには矛盾点がありました。
小池氏は同じ著書にカイロ大学の1年めは落第と出ていますから、卒業は1977年になるはずが、1976年となっています。
アラビア語はものすごく難しいもので、学1973年9月にカイロ大学文学部を卒業した小笠原良治大東文化大学名誉教授でも卒業には7年かかったそうですから、4年で卒業、しかも首席というのはものすごく優秀だったということです。
この内容は「文藝春秋」(2018年7月号)に載っていますので、気になる方はご覧ください。
疑惑の数々
上記の女性によると、小池氏はアラビア語が初歩レベルにもかかわらず、カイロ大に入ったのは父親が当時のエジプト情報相と知り合いだったからだとか・・。
つまり、コネということです。
また、1976年に小池氏がエジプトのサダト大統領夫人のアテンダントを務めた時、新聞にカイロ大卒業と書かれていましたが、その時は実際に卒業していなかったということだそうで、前述の女性が小池氏に「そういうことにしちゃったの?」と尋ねたら、「うん。」と答えたということでした。
また、卒業証明書が本物なのかどうかということも、疑問視されています。
1973年9月にカイロ大学文学部を卒業した小笠原良治大東文化大学名誉教授のものと比べるとその差は大きいと言います。
世間の反応も見てみよう
「文藝春秋」の記事が信用できるものであれば。またかと思ってしまいます。
経歴詐称は良く聞きますから、いやなものです。
世間の反応はどうでしょうか?
やっぱり‼
カイロアメリカン大学ニュースが、#小池百合子 の最終学歴は同大学のアラビア語留学センターであることを報じ、どこの国の大学も卒業していないことを、他の卒業生たちの最終学歴を詳述することで露わにしている。2016年9月28日、東京都知事に就任した翌月の記事。https://t.co/LGVeb49DXL pic.twitter.com/zfmWLTIO8z— 本物黒酒 (@honest_kuroki) June 10, 2018
文芸春秋の記事を読んだ。事実なんだろうなと感じた。「嘘をついてはいけないということを教わってこなかったから少しも悪いことと思っていない」というくだりには膝を打ったよ。#小池都知事 #小池百合子 #虚飾の履歴書 pic.twitter.com/QD1UqrSR4m
— のびたん (@nobitan1) June 10, 2018
「いい成績」を「首席で卒業」と言い換え
「自称首席」を自慢して生きてきたとしても
知事職にアラビア語は使わない昔のことを、どうごまかしても
現職知事として東京の問題をごまかされては
都民も、国民も困るし迷惑五輪への問題は山積している
東京都知事の責任は、首席卒の嘘より重い https://t.co/dF80NlZgHV— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) June 16, 2018
産経新聞だって十分責任はあるんだよ、稀代の詐欺師の片棒担いだんだから、なぜ当時小池本人が「アテクシカイロ大を卒業しましタァ」とテキトーに言ったのを確認もせずに新聞にデカデカ乗っけたんだよ!
それがきっかけであんな嘘つきがカイロ大卒業と堂々と名乗ってる。
産経新聞の責任は重大だよ!— メンダコ (@toraomendako) June 15, 2018
小池百合子氏は、カイロアメリカン大学も卒業していません。だから学士の学位もありません。
彼女の最終学歴は、カイロアメリカン大学が運営する、アラビア語留学センターと言う1年間の語学コースを修了したのみで、大卒ではありません。— 本物黒酒 (@honest_kuroki) June 11, 2018
皆さま、辛口ですね。
そして、こちらはヤフーの知恵袋です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11161922876
この頃から、このように疑問視されていたのです。
この問題は経過を見守りましょう。
小池さん、嘘はいけませんね。
どうせ、ばれるのだから、うそはいけない!
筆者は、小さい時に親にこういわれました。
「うそはいけない。どうせ、ばれるのよ。」
1回、ピアノのお稽古に行くのがいやで母に「行った。」と言って嘘をついた時、言われたことです。
この言葉をそっくりそのまま、小池さんに言いたいです。
真実は本人のみでしょうが、これだけ証拠が挙がっているのですから、正直に話した方が良いのではないでしょうか。