中島みゆき(TOKIO)「宙船」の歌詞の意味(解釈)を考察!

今回は、中島みゆき『宙船』の歌詞考察をしていきます。

TOKIOへ提供された楽曲として、今でも人気の曲になっています。
中島みゆきの作詞した歌詞の力強さに多くの人から反響があります。

それでは、見ていきましょう。

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中島みゆき『宙船』ってどんな曲?

TOKIOの35枚目シングル(2006年8月23日発売)
中島みゆきオリジナルアルバム『ララバイSINGER』の曲としてレコーディングする際に、「TOKIOに似合う曲はあるか」という依頼で、TOKIOへ提供した楽曲です。

長瀬智也主演の日本テレビ系ドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』の主題歌として起用されました。
ドラマのイメージに合わせてアレンジされたロックナンバーです。

中島みゆき『宙船』ってどんな歌詞?

中島みゆき『宙船』の歌詞を見てみましょう。

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか
流されまいと逆らいながら
船は挑み 船は傷み
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

その船は自らを宙船と 忘れているのか
その船は舞い上がるその時を 忘れているのか
地平の果て 水平の果て
そこが船の離陸地点
すべての港が灯りを消して黙り込んでも
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ
何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

何度も訴える歌詞がサビにあたるところにあります。

”おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな”
意味がスッと入ってくる分かりやすい歌詞ではないでしょうか。

また、どこかドラマのイメージにもピタリと合うような歌詞でもある気がしますが、「試験」という言葉や「進路」という意味でイメージが繋がってくるのかなと思います。

それでは歌詞を考察していきましょうか。

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中島みゆき『宙船』の歌詞を考察してみた!

それでは歌詞を考察していきましょう。

その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

その船…とは、今自分の乗っている船のことで、どこを泳いでいるかと考えたら、人生だったり生きている道を海と見立てて表現されていると思います。

自分の人生なんだから、自分の手でしっかり漕いで進んでいくんだよ。
人の人生を踏み滲む人間がいたり、姑息な手を使って邪魔をしたり、導いてくれているようで裏切られたりすることもある。
そんな君を陥れて喜ぶ者に、自分の人生を委ねちゃいけない。

もしかしたら、身近な友人や先生だってそうなるかもしれない。
自分の利益ばかり見て、他人のことなんてお構いなしに考えているかもしれない。
恋人だって、いざと言う時はどうなるかわかったもんじゃないでしょう?

自分の人生、自分の道を守るも進むも諦めて挫折するも、決めるのは自分じゃないと。

【単語メモ】
*オール:櫂(かい)のことで、船を漕ぐ時の道具です。

その船は今どこに ふらふらと浮かんでいるのか
その船は今どこで ボロボロで進んでいるのか
流されまいと逆らいながら
船は挑み 船は傷み
すべての水夫が恐れをなして逃げ去っても
その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな

今、自分はどこを進んでいるのか。
どんな状態で進んでいるのか。

わかっているようで、自分のことなんて案外見えていないものですよね。
周りから見れば「大変ね~」「苦労してるわね」なんて思われちゃうかもしれませんが、実際本人はあっけらかんとしていることもあります。
むしろ、「あの人凄いわよね」「幸せそうだな」「順風満帆だな」なんて思われているかもしれないけど、実際はとっても辛い毎日を送っているかもしれません。

実際、海の上を船が進んでいる時も進路を確認しながら浮かんでいるはずですが、海の状態や風の状態など自然の影響によって、航路が変わっていたり、船が傷付いてしまっていたりすることもあるかもしれません。
人間も、何か問題や挫折などを経験すると「もういい」と諦めたり、「もう無理だ」と逃げてしまったりするかもしれません。

それでも、私たちは自分で進んだと決めた道を諦めずに進むべきなんです。
何があっても、自分のオールを人に委ねるなんてしちゃいけないんです。
仮にオールを任せたとして、その人に責任をなすりつけてもいけません。
そこに委ねた・任せたと決めたのはあなた自身ですから。

【単語メモ】
*水夫:すいふ。船乗りさん。

その船は自らを宙船と 忘れているのか
その船は舞い上がるその時を 忘れているのか
地平の果て 水平の果て
そこが船の離陸地点
すべての港が灯りを消して黙り込んでも

そうそう、すっかり忘れていました。
この曲は、「宙船」でしたね。

「宙船」というのは、文字通りの意味で宇宙まで飛べる船…宇宙戦艦ヤマトみたいなイメージでいいと思います。
どこまでも遠い未来を自由に飛んでいけるのに、なんでいつまでもそこにいるの?という印象を受けました。
君たちは自由に羽ばたけるんだよ。というエールを感じられますよね。

今、この時に将来に向かってこう進みたい!と思った瞬間が離陸地点なのか、はたまた、夢を見つけたその瞬間が離陸地点なのか。
それは、人によって異なるかと思います。
でも、何にせよ飛び立てるのにいつまでもそこでじっとしているのは勿体ないですよね。

何の試験の時間なんだ 何を裁く秤なんだ
何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ

試験の時間って無駄に感じることもありますし、自分の意見が正しいかどうか決める為に人に意見を聞いてみたり、いろいろと生きている内って「何だろう?」って思うこと多々あるかと思います。
どれもこれも、意味がないような気がしてきちゃうんですよね。

何のため?
それを問うべきは自分自身です。

将来の為の試験勉強。
将来困らない為の意見集め。
将来結婚するためのお付き合い?いやいや、それ以外にも付き合うという意味合いはありますが…。

要は自分自身で、どこまで何の目的で進むのかは考えて決めて行動する以外にない。ということでしょう。
何か悩んだことがあれば、そこで答えがきっと見つかるかもしれません。

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終わりに

いかがでしょうか。

宙船は、応援ソングだったのでしょうか。
それとも、自分自身に問いかける曲だったのでしょうか。

ちょっと背中を押してもらいたいときに聞くと一歩前へ進めるそんな1曲であるといいなと思います。

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