米津玄師「ピースサイン」歌詞の意味と解釈!ヒーローに僕はなる!

今回は、米津玄師の『ピースサイン』について歌詞考察をしていきます。

TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』のOPに起用された楽曲、どんな歌詞になっているのか気になりますね!
ヒーローになるピースサインなのでしょうか。

それでは考えていきましょう。

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米津玄師『ピースサイン』ってどんな曲?

2017年6月21日発売の7枚目シングルです。
読売テレビ系列アニメ『僕のヒーローアカデミア』オープニングテーマ(第2期)に使われていました。

MVで、最後にアンプを投げつけようとするシーンが印象的な1曲です。

米津玄師『ピースサイン』の歌詞って?

米津玄師『ピースサイン』がどんな歌詞か見ていきましょう!

いつから僕らの上をスレスレに
通り過ぎていったあの飛行機を
不思議なくらいに憶えてる
意味もないのに なぜか

不甲斐なくて泣いた日の夜に
ただ強くなりたいと願ってた
そのために必要な勇気を
探し求めていた

残酷な運命が定まってるとして
それがいつの日か僕の前に現れるとして
ただ一瞬 この一瞬 息ができるなら
どうでもいいと思えた その心を

もう一度
遠くへ行け遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を腫らした君が二度と
悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌
さらば掲げろピースサイン
転がっていくストーリーを

守りたいだなんて言えるほど
君が弱くないのはわかってた
それ以上に僕は弱くてさ
君が大事だったんだ

「独りで生きていくんだ」なんてさ
口をついて叫んだあの日から
変わっていく僕を笑えばいい
独りが怖い僕を

蹴飛ばして噛み付いて息もできなくて
騒ぐ頭と腹の奥がぐしゃぐしゃになったって
衒いも外連も消えてしまうくらいに
今は触っていたいんだ 君の心に

僕たちは
きっといつか遠く離れた
太陽にすら手が届いて
夜明け前を手に入れて笑おう
そうやって青く燃える色に染まり
おぼろげな街の向こうへ
手をつないで走っていけるはずだ
君と未来を盗み描く
捻りのないストーリーを

カサブタだらけ荒くれた日々が
削り削られ擦り切れた今が
君の言葉で蘇る 鮮やかにも 現れていく
蛹のままで眠る魂を
食べかけのまま捨てたあの夢を
もう一度取り戻せ

もう一度
遠くへ行け遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を腫らした君が二度と
悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌
さらば掲げろピースサイン
転がっていくストーリーを

君と未来を盗み描く 捻りのないストーリーを

不甲斐なさ、悔しい思い、そこから強くなりたいと思ったこと、ヒーローになりたい!という心境変化などがストーリーとなっているように感じます。
飛行機、ヒーロー、どれも男の子ならきっと好きな言葉で好きなものだと思います。

ヒーロー…なってみたかったな、そう思ったことあるんじゃないでしょうか。
凄く背中を押してもらえるそんな1曲にも思えます。

ちょっと歌詞を考察していきましょう。

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米津玄師『ピースサイン』の歌詞を考察してみた!

それでは、歌詞を考察していきましょう。

いつから僕らの上をスレスレに
通り過ぎていったあの飛行機を
不思議なくらいに憶えてる
意味もないのに なぜか

飛行機の迫力は、音も大きさも全て持っているように思います。
遠目に見えても、自分に近い空を飛んでいても、「うおぉー!」と興奮しちゃうような何かそんな魅力があります。
だからでしょうか、意味もなく、でもちゃんと記憶に残っている。

それくらいに、出会った人の印象が強かった。

不甲斐なくて泣いた日の夜に
ただ強くなりたいと願ってた
そのために必要な勇気を
探し求めていた

何か悔しいことがあって、負けたくないけど負けちゃって。
泣きながら「強くなりたい」と願った。
ただ願いながら、強くなるための勇気を探していた時に、出会った。

残酷な運命が定まってるとして
それがいつの日か僕の前に現れるとして
ただ一瞬 この一瞬 息ができるなら
どうでもいいと思えた その心を

残酷な運命…それは、どうしようもないくらい暗い意味なのか、それともヒーローみたいに強くなれる運命なのか。
いつか、自分が良くも悪くも変化が訪れる瞬間、もしくは命を絶つその瞬間…息ができる、悔しい思いが消えるわけではないけど、プラスになった瞬間があれば、「悔しい」と思った「強くなりたい」と思ったこの心をどうでもよく思えた。

目の前の君を守れるなら、この強くなるための勇気は…この瞬間、生まれて臆病さすらもどうでもよく思える‥という意味にも解釈できるかもしれません。

もう一度
遠くへ行け遠くへ行けと
僕の中で誰かが歌う
どうしようもないほど熱烈に
いつだって目を腫らした君が二度と
悲しまないように笑える
そんなヒーローになるための歌
さらば掲げろピースサイン
転がっていくストーリーを

遠くへ、もっと先へ。
目を腫らした君が…目の前の君のこともそうだけど、過去の自分にもという意味に思えました。

ヒーローになるための歌。
強くなれたピースサイン、そこからまたストーリーが生まれる。

悲しい思いを悔しい思いをしないように守れるヒーローになるストーリー。

守りたいだなんて言えるほど
君が弱くないのはわかってた
それ以上に僕は弱くてさ
君が大事だったんだ

目の前に守りたいと思える存在がいても、守り切れなかったり、守ろうとしていたら守ってくれたり。
弱くないって知っていても、それでも盾になってあげたい。
大切な君を傷つけることも、傷つけられることも自分にとっては許せないことだから。

守りたいって大事なものを傷つけたくないという気持ちがあるからでしょ?

「独りで生きていくんだ」なんてさ
口をついて叫んだあの日から
変わっていく僕を笑えばいい
独りが怖い僕を

独りでいることが強さだと感じる人もいます。
一匹狼ってかっこいいでしょ?
孤高みたいで。
誰も近づけないみたいでクールでかっこいい。

ヒーローはいつも一人で戦っているし。

でも、独り…孤独でいることって強くてカッコよさそうだけど、やっぱり怖いし寂しいと感じるのではないでしょうか。
「独りで生きていくんだ」と叫んだけど、やっぱり、誰かといたい。
そう、できれば君と。

蹴飛ばして噛み付いて息もできなくて
騒ぐ頭と腹の奥がぐしゃぐしゃになったって
衒いも外連も消えてしまうくらいに
今は触っていたいんだ 君の心に

人の心の奥、自分でも踏み込みたくない領域って誰しも持っていると思います。
そんな心の底にある感情に他人が触れたら、どんなことが起こるのでしょうか。

怒られる?悲しまれる?喧嘩になる?

それは、誰も想像ができません。
本人ですらどうなるかわからないと思います。

でも、そんな心にありのまま触れたい。
見栄もかっこつけているつもりもない。
息も出来なくなるくらい苦しくて、脳内ではぐるぐる思考回路が回って、腹の奥が煮えくり返って。
いろんな感情が相手から移る可能性もあります。

【単語メモ】
*衒い…てらい:才能を見せびらかす⇔ありのまま
*外連…けれん:見た目の奇抜さ、はったり

僕たちは
きっといつか遠く離れた
太陽にすら手が届いて
夜明け前を手に入れて笑おう
そうやって青く燃える色に染まり
おぼろげな街の向こうへ
手をつないで走っていけるはずだ
君と未来を盗み描く
捻りのないストーリーを

守りたいと思っていた君と、いっしょに遠くの空で輝く太陽を夜明け前に手に入れたい。
太陽が出る時、夜が明ける時ってどこか世界を見据えているような、世界の始まった瞬間に立ち返ったようなそんな印象を受けることがあると思います。

この一瞬を自分たちだけのものにしたい…みたいな。
そして、夜明けに遠くの町が霞んで見えて、おぼろげで寒そうで静かでそこにシンとあって。
その町の向こうには何があるのか、君と一緒にまだわからない未来を描きながらありきたりの日常でも走っていきたい。

カサブタだらけ荒くれた日々が
削り削られ擦り切れた今が
君の言葉で蘇る 鮮やかにも 現れていく
蛹のままで眠る魂を
食べかけのまま捨てたあの夢を
もう一度取り戻せ

いろんなことがある毎日で、心も体も傷ついてでも、君のおかげもあるし、時間が癒してくれて「カサブタ」になった心や体の傷。
今、「ねぇ、君は何になりたかったの?」なんて言葉で、ふと思い出す。
思い出したくないような過去も君と過ごしたあの時も全て含めて、目指していたあの夢をあの頃のまま閉じ込めていた思い・夢がまた目覚めたような気がした。

【単語メモ】
*蛹:さなぎ

(歌詞引用元:歌ネット|米津玄師*ピースサイン

終わりに

いかがでしょうか。

ストーリーのある歌詞でしたが、アニメの映像も一緒に浮かんでくるような幻想的な歌詞に思えました。

ヒーローはどこか遠くにいるのではなく、自分自身の心の中やとても身近に存在しているのかもしれませんね。

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