突如彗星のように現れた15歳の天才シンガーソングライター「崎山蒼志」。
楽曲を聴けば分かりますが、とても15歳とは思えない曲ばかりです。
くるりの岸田繁さんやゲスの極み乙女の川谷絵音さんも絶賛してるというその才能。
超良いな。プロデュースさせて〜 https://t.co/HJh40D7vLJ
— enon kawatani (@indigolaEnd) 2018年5月16日
— 岸田繁 (@Kishida_Qrl) 2018年5月15日
崎山蒼志とは一体何者なのか?
今回はそんな崎山蒼志の正体に迫ってみたいと思います!
崎山蒼志って何者?
崎山蒼志が話題になったのはAbemaTVの「日村がゆく」に出演したことがきっかけでした。
その時の動画がこちら。
番組の中で披露している『〜samidare〜五月雨』という曲なのですが、これが中1年生のときに作ったというのだから衝撃です。
ちょっとだけ歌詞を抜粋してみます。
意味のない僕等の救えないほの傷から
泪のあとから悪い言葉で震える
黒くて静かな何気ない会話に刺されて今は
痛いよ あなたが針に見えてしまって
こんなの中1で書けます?笑
どこで得た感性なのかは謎ですが、明らかに逸脱してます。
これを20代のアーティストが書くなら全然分かるんですけどね。やっぱり13歳のときに作ったというのがヤバイなと感じます。
ちなみに五月雨を野外で歌った動画もあるので良かったらどうぞ。
崎山くんは地元の仲間と「Kid’sA(キッズエー)」というバンドも結成しているようです。
バンドで演奏している動画もありました。
あんず
Kid’sAというバンド名はレディオヘッドの「Kid A(キッド エー)」というアルバムから来てるのかな?(実際はどうだか分かりません)
崎山蒼志のwikiプロフィールはある?
今のところ崎山くんのwikiはネット上になかったので、今分かっているプロフィールを簡単にまとめておきます。
崎山蒼志(さきやまそうし)
年齢:15歳
生年月日:2002年(月日は不明)
出身:静岡県(おそらく浜松市)
公式:Twitter(個人)/Twitter(バンド)/YouTube
経歴
2014年
10月 ◇島村楽器ホットライン 中部エリアファイナル キッズ部門出場
10月 ☆やらまいかミュージックフェスティバル出演
2015年
3月 ◇Kーmix 神谷宥希枝の独立宣言 ザ☆オーディションvol.7本選出場
4月 ■島村楽器 アコパラ 予選
(プレ葉でこの時決勝に行ったのはおっくさん、赤塚ズンさん)
6月 ◇イナズマゲート 2次出場
7月 ◇未確認フェスティバル 3次出場
8月 ◇ミュージックレボリューション 浜松窓枠大会 奨励賞受賞
10月 ◇島村楽器ホットライン 中部エリアファイナル スクール部門出場
10月 ☆やらまいかミュージックフェスティバル出演
11月 ☆静岡umber ライブイベント出演
2016年
1月 ◇音and音 ミュージックバトル 最終審査大阪会場 出場予定。
2月 ■Kーmix 神谷宥希枝の独立宣言 ザ☆オーディション 予選出場予定。
引用元:アーティストファイル
バンド「Kids A(キッズエー)」のボーカル・ギター・作詞作曲を担当。
崎山くんが初めてギターに触ったのは4歳のとき。
テレビから流れてきたビジュアル系バンド『ガゼット』の演奏をみて「これやりたい!」と親に言ってギターを買ってもらったようです。
そのままギター教室にも通い始めメキメキとギターの腕を磨いていったわけですね。
そして小学6年生から作詞作曲も始めた崎山くん。
イマドキであれば小学生からオリジナル曲を作る子も沢山いると思うのですが、崎山くんの凄いのはその楽曲クオリティ。
上でも紹介しましたが、『〜samidare〜五月雨』を作ったのが中学1年生のときです。
ギターの腕前も十分ヤバイのですが、もっとヤバイのは歌詞。
あの歌詞をどうして中学1年生のときに書けるようになったのかが不思議すぎます。笑
一体どんなアーティストから影響を受けてきたのか?
その辺りはこの記事で後述しているので、ぜひ読んでみてください☆
出身中学と高校は?
2018年5月現在は高校1年生の崎山蒼志。
現在はどこの高校に通っているのかも調べてみました。
調べた結果、どこに通っているかまでは判明しませんでしたが静岡県浜松市の高校に通っているらしいことが判明しました。
静岡県遠州で2人の高校生が大ブレイク中!
掛川の高校3年生・Rioさんと浜松の高校1年生、崎山蒼志君。
ユニットソングがにわかに注目を集めています。
ウェブ投票中の諭吉佳作さんとともに静岡の10代が激アツ!!!
愛(*^^*)感謝#浜松 #掛川 #SingerRio #崎山蒼志 #諭吉佳作 #静岡 #AbemaTV pic.twitter.com/MM3ReCyxcZ— Yosuke@東海から日本を元気に (@Yosementor0758) 2018年5月22日
中学校も公表はされていませんが、おそらくは浜松市内のどこかではないかと思います。
崎山蒼志の両親はどんな人?
崎山くんの両親についても調べてみましたが、一般人なのであまり有力な情報は出てきませんでした。
ただ、お母さんがビジュアル系バンドが好きだったようで、テレビで見ていたガゼットの演奏が崎山くんがギターを始めるきっかけになったそうです。
引用:YouTube
もし崎山くんのお母さんがビジュアル系バンドを好きじゃなかったら今の崎山くんはいなかったのかもしれませんね。
その後、祖母の家の近くにあったギタースクールに通い始めたクラシックギターを学び始めたそうです。
7歳からはエレキギターも手に入れ、さらにギターにのめり込んでいったようですね。
崎山蒼志が影響を受けた音楽は?
崎山くんが影響を受けた音楽も非常に気になるところですよね。
中1の時のプロフィールを調べてみたところ好きなアーティストは以下でした。
ガゼット、プラスティックツゥリー、クリープハイプ、石崎ひゅーい、ドレスコーズ、ゆらゆら帝国
引用元:アーティストファイル
こちらは中学1年生のときに好きと公表していたアーティストなので現在は変わっている可能性があります。
最近の出演したネット番組では、ナンバーガールやHYUKO(ヒョゴ)が好きだという話もしていたようです。
確かにネット上では「ナンバーガールの向井秀徳の影響が強すぎる」というコメントが多くありました。
ちなみに向井秀徳の曲はこんな感じ▼
確かに影響を感じるような気もするのですが、中1の頃の崎山くんは好きなアーティストにナンバーガールを挙げていなかったので、少なくとも『〜samidare〜五月雨』を作った時点ではそこまで強い影響を受けてたわけじゃないような気もします。
むしろ中1当時であれば、ゆらゆら帝国からのインスピレーションは結構大きいかもしれません。
ゆらゆら帝国『空洞です』▼
崎山蒼志くんもちょっと似たシュールさがありますよね。
また、影響を受けたかどうかは分かりませんが、崎山蒼志くんと同じく10代で鮮烈デビューした七尾旅人さんも想起しました。
七尾旅人『八月』▼
あんず
ただ、今の時代はYouTubeで世界中の音楽をすぐに聞くことができるので、崎山くんも好きなアーティストだけじゃなく古今東西の音楽に触れてインスピレーションを得てきた可能性が高いような気がします。
いずれにしても、沢山の音楽や文学に触れていなければ崎山くんのような音楽は作れないように思います。
崎山蒼志のオススメ曲
ここからは個人的に好きな崎山くんの曲をいくつか紹介します。
『heaven ヘブン』
ジャンプしてんだずっと嫌いなものから
探してる魔法などすべてからdappiしたい
サビのこの歌詞がとにかく最高。
ここではないどこかに行きたいともがく10代の男の子が歌っているからこそグッとくるワンフレーズ。
『チャコールグレイなガール』
内面的な感性を受け入れた君を今
美、と呼ぼう
空間的な真実を汚したくなった彼を過去
愛、と呼ぼう
やっぱり音楽って歌詞とメロディーだなって思いますね。
こんないい曲を作る新人が発掘されやすくなった今の時代ってサイコー。
『眠りにつく前に』
二度と戻らぬ僕はいつか光に濡れ
希望に飢えた人々で溢れてしまうのだ
いつか…
とんだ名曲。
早くCD出してくれと願わずにはいられない。
まさに眠りにつく前に聞きたい一曲。
個人的に一番気に入っている曲です。
崎山蒼志まとめ
崎山蒼志くんヤバくないですか?
個人的に久々にドハマリした新人アーティストです。
崎山蒼志くんのような楽曲を20代中盤ぐらいのアーティストが演奏するなら全然分かるんですが、彼はまだ10代半ばです。
天才という言葉はちょっと安っぽいかもしれませんが、崎山くんは紛れもなく天才だと思います。
将棋界に藤井聡太という怪物が現れたように、音楽界には崎山蒼志という怪物が現れたのかもしれませんね。
なにはともあれ早くCD化キボンヌです!せっかくなので川谷さんプロデュースでお願いしたいですね。笑