米津玄師「アイネクライネ」歌詞の意味(解釈)を考察!ドイツ語が由来?

今回は、米津玄師『アイネクライネ』の歌詞を考察していきます!
アイネクライネは、ドイツ語が語源で「ただの平凡な女の子」と日本語訳されるのが一般的なようですが、一体どのような歌詞の曲になっているのでしょうか。

早速、米津玄師『アイネクライネ』について見ていきましょう!

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米津玄師『アイネクライネ』ってどんな楽曲?

2014年にリリースした2nd アルバム『YANKEE』に収録されている曲が、『アイネクライネ』です。
東京メトロのCMソング(2014年)として起用されました。

まず、曲のタイトルでもある『アイネクライネ』から考えていきます。
『アイネクライネ(=Eine kleine)』とは、ドイツ語でアイネ=Eine:女性、クライネ=kleine:小さなという意味があります。
(モーツァルトの作曲した『アイネクライネナハトムジーク(=Eine kleine Nachtmusik/Nacht:夜、Musik:音楽)』がありますが、
こちらは「小さな夜の曲」という意味があり、日本では「小夜曲」と記されていたことがありました。)
直訳すると、”小さな女性”という意味になるのでしょうか。

タイトルだけで見ると、「これはもしかして『親子』の曲になるの?」と一瞬思うかもしれませんが、
あくまでも登場人物の女性を表現していて、自分のことを”小さい(ちっぽけな)人間”と考えているのかなと思いました。

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米津玄師『アイネクライネ』ってどんな歌詞?

それではここで、どんな歌詞なのか見ていきましょう。

あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに
当たり前のようにそれらすべてが悲しんだ
今痛いくらい幸せな思い出が
いつか来るお別れを育てて歩く

誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう
あたしは石ころにでもなれたならいいな
だとしたら勘違いも戸惑いもない
そうやってあなたまでも知らないままで

あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに
誰にも言えない秘密があって噓をついてしまうのだ
あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに
どうして

消えない哀しみも綻びもあなたといれば
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
奇跡であふれて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた

あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう
誰かが身代わりになればなんて思うんだ
今 細やかで確かな見ないふり
きっと繰り返しながら笑い合うんだ

何度誓っても何度祈っても惨憺(さんたん)たる夢を見る
小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような
あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに
どうして

お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を
超えようと手をつなぐこの日々が続きますように
閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために
そのために何ができるかな
あなたの名前を呼んでいいかな

産まれてきたその瞬間にあたし
「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ
それからずっと探していたんだ
いつか出会える あなたのことを

消えない悲しみも綻びもあなたといれば
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
奇跡であふれて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた

あなたの名前を呼んでいいかな

(歌詞引用元:米津玄師|アイネクライネ*歌ネット

<言葉メモ>
惨澹:いたましいこと、なげかわしいこと、見るも無残なさま、心をくだき思い悩むさま。薄暗くて気味が悪いさま。

歌詞を見ると、ネガィテブな印象があります。
でも、こんな自分の存在をあなたによって生かされてた。
そんな歌詞にも思えます。

米津玄師の紡ぎだすストーリーは、独特な世界観と共に米津独特のメロディー、
そして、楽曲だけでも勿論、PVと合わせてみることでより何とも言えない切ない気持ちが
目で見て、感じ取れ胸の奥がきゅっと苦しくなります。

でも、何故か「素敵だった」と言葉が漏れます。

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米津玄師『アイネクライネ』の歌詞を考察してみた。

それでは歌詞の考察をしていきましょう!

あたしあなたに会えて本当に嬉しいのに
当たり前のようにそれらすべてが悲しんだ
今痛いくらい幸せな思い出が
いつか来るお別れを育てて歩く

恋愛は、始まった瞬間視界が開けてモノクロな世界に色が付くような
そんな印象を感じて、気恥ずかしくて嬉しくて何とも言えない気持ちなのに、
仮に、始まった恋愛はいつか終わりが来てしまうのも見えてしまいます。

片思いなら、告白して失敗したら‥とか、
お付き合いしていても、このまま一生涯とはいかずに別れてしまうかも‥とか。

いつか来るお別れを育てていく‥切ないし悲しいけど、あぁ確かに。と思える歌詞。

誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう
あたしは石ころにでもなれたらいいな
だとしたら勘違いも戸惑いもない
そうやってあなたまでも知らないままで

石ころという表現、自分という存在の小ささを表現しているんだなと感じました。
また、彼女自身何か嫌な思い出があったのか、
すごく自分という存在自体も否定するくらいの勢いで、ちっぽけな人間だと言います。

でも、幸せになりたい。幸せがほしい。
自分を認めてくれる人がほしいと望みます。

あなたにあたしの思いが全部伝わってほしいのに
誰にも言えない秘密があって噓をついてしまうのだ
あなたが思えば思うよりいくつもあたしは意気地ないのに
どうして

伝えたい思いがあるのに、
全部思いが伝わってほしいのに、
どうしても言えない秘密があって、
知られたくなくて、噓をついてしまった。

あなたが私を想ってくれる反面で、
あなたが思うほど私は凄くもなんともないただの平凡な女の子なのに。

どうして、そこまで想ってくれるの?
そばにいてくれるの?

消えない哀しみも綻びもあなたといれば
それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか
目の前の全てがぼやけては溶けてゆくような
奇跡であふれて足りないや
あたしの名前を呼んでくれた

抱えていた過去の遺産、悲しい記憶も悲しみも心に空いた穴も、
あなたといれば、過去に起きたすべてのことが「よかったね」って笑えるものになる。

過去が清算されて、なおかつ笑えるくらいの話になっていく。
嬉しいし、奇跡に思えてならない。
暗い思いが晴れて、嫌な感情が溶けて消えていく気がした。

私が、小石から私になれた気がした。

あなたが居場所を失くし彷徨うくらいならばもう
誰かが身代わりになればなんて思うんだ
今 細やかで確かな見ないふり
きっと繰り返しながら笑い合うんだ

もし、あなたが何かに悩んで居場所がなくなってしまった時、
彷徨ってどこに行こうか迷ったなら、その居場所に誰かがなってあげたらいいんだと思う。

仮に私じゃなくても、他の誰かでもいい。
きっと、そういう出来事も先の未来では、また笑い合えるんだ。
君となら。君と私なら。

何度誓っても何度祈っても惨憺(さんたん)たる夢を見る
小さな歪みがいつかあなたを呑んでなくしてしまうような
あなたが思えば思うより大げさにあたしは不甲斐ないのに
どうして

あなたのことを想う度、
あなたの幸せを祈っても、いくらあなたを想って誓っても、
なぜか悲しくて暗い夢を見る。

どうにか助けてあげたくても、助けきれなくて
小さな歪みが、あなたを呑みこんでしまうような、でも、
私は助けてあげられなくて‥不甲斐なくて。

それでもあなたは‥私の傍にいる。
どうして?

お願い いつまでもいつまでも超えられない夜を
超えようと手をつなぐこの日々が続きますように
閉じた瞼さえ鮮やかに彩るために
そのために何ができるかな
あなたの名前を呼んでいいかな

お願い‥
この何度も見る同じ夢、いつも超えられないこの夜を
夢の中でも、現実でも手を伸ばして助けてくれる
あなたと繋がっている日々がいつまでも続きますように。

その為に何ができるんだろう。
今を残していく為に、あなたと一緒に居る為に。

あなたの名前を私は呼んでもいいですか?

産まれてきたその瞬間にあたし
「消えてしまいたい」って泣き喚いたんだ
それからずっと探していたんだ
いつか出会える あなたのことを

私は、産まれた時「消えたい」と泣き喚いた。
こんな世界に希望なんてしてなかった。

でも、いつかあなたに出会えるかなって
ずっと探していたの。
過去からずっと、また出会えるかなって。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

アイネクライネは、米津玄師の世界観が満載かつ米津の音色、声でますますいろんな想像が膨らむ1曲です。
ぜひ、聴いてみてください!

Lemonの歌詞も素敵なので良かったらこちらも読んでみてください。

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