最近LINEのCMが流れる度に見入ってしまいます。
LINEっぽさは全然ないですが、すごく自然体なCMでイイですよね。
のんさんのあのなんとも言えない表情が素敵です。
それに曲もすごくイイな〜と思います。
おそらく同じように気になっている方も多いと思うので、今回は曲に焦点を当てて記事を書いていきたいと思います。
のんが出演するLINEのCMが”心地よい”
とにかくシンプルですね。
のんさんがただ立っているだけというだけなのに、なぜか色々なイメージが伝わってきます。
もしかしたらCMを見る人によって受け取るものが変わってくるCMかもしれませんね。
私はなんとなく、「これから何か新しいことが始まりそう」みたいな印象を受けました。
一言で言うと、「ソワソワ感」みたいな。そんな感じです。
しかも実はこの撮影、ほぼ一発OKだったそうです。
のんさんはやっぱりすごく女優さんだなと再認識。
曲はキリンジの「エイリアンズ」
このCMの魅力を引き立たせている要素として、曲の存在感も非常に大きいと感じます。
ネットでも「LINEのCM曲誰だろう?すごい好き」といったようなコメントが多数見受けられました。
私も最初曲がとにかく良いな〜と思っていました。
すぐに調べてみたところ、キリンジというアーティストの「エイリアンズ」という曲だということが分かりました。
PV動画はこちら。
とにかく曲の雰囲気と声が素晴らしくいいですね。
朝、昼、晩、いつ聴いても心にスッとなじむような曲です。
歌詞の意味は?
歌詞の解釈はかなり難しい曲なのですが、私なりに意味を考えてみたいと思います。
まず、この歌詞全体の世界観を考える上で「エイリアンズ」という言葉をどう解釈するのかが重要だと感じます。
エイリアンといえば、まさに地球外生命体。つまり宇宙人です。
そして、この曲の歌詞は明らかに二人称。「君と僕」のことを歌っています。
エイリアン”ズ”であることから、「僕も君もエイリアンだよね。」ということが前提にあるように感じます。
では、この「エイリアン」という表現は何を指しているのか?
これはおそらく「世間的になかなか理解されづらい人」を指しているのではないかと思います。
でもそれはある特定の人たちを指しているわけではなく、そういった人たち全てを指しているのでしょう。
そしてそんな境遇を抱える同士の二人が「今夜だけは全てを忘れて踊ろうよ」と言って一緒に過ごす。そんな物語が私の中では思い浮かびました。
そしてなんとってもサビの歌詞。
まるで僕らはエイリアンズ。
「禁断の実」頬張っては、月の裏側を夢見て。
君が好きだよエイリアン。
この星の僻地で魔法をかけてみせるさ。いいかい。
ロマンチックですね。かなりキュンとします。
なんとなく私は「俺たちに明日はない」のボニー&クライドを連想しました。
もうあなた以外世界中の全ての人は敵になってしまった。
でもあの月の裏側に行けば、あなたと二人だけで幸せに生きていけるかな?
この歌詞の中に出てくる「エイリアンズ」は、そんな気持ちで二人だけの夜を過ごしたではないでしょうか。
世界で唯一の理解者。
それだけが唯一の自分の支えであり、希望なんだよと。
そんな素敵なドラマを私はこの歌詞から感じました。
もちろん解釈は人それぞれ。
ぜひあなたの感じたことも聞かせてもらえればと思います。
まとめ
今回は、心地よいLINEのCM曲について書いてみました。
今回の記事を書くにあたって「エイリアンズ」を深く聴くきっかけになれたのは本当に良かったなと感じます。
もしかしたらLINEという会社は良い意味で他と一緒にならずに「エイリアン」的であろうとしているのかもしれませんね。