今年の春ドラマ『心がポキっとね』の主題歌「SUN」がヒットし、一躍有名アーティストの仲間入りを果たした星野源さん。
ただでさえ大人計画のメンバーで、雑誌などで執筆をする文才もあり、その上しゃべりが上手くてラジオパーソナリティでもあるのにも関わらず変態でルックスが爽やか!
塩顔系のルックスで女性からの人気も高く、熱愛騒動がスクープされるとショックを受けたファンの方も多いかもしれません。
そんな星野さんは今月の10月11日火曜日からTBSで放送されるドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(通称 逃げ恥)で主人公を演じる新垣結衣さんの夫役を務めることで更に注目を集めています。
そのドラマの主題歌である『恋』を星野源さんが担当します。
そしてそのニューシングル『恋』が1年4ヶ月ぶりの今月10月5日にリリースします!
今回この記事では、『恋』の歌詞の意味を徹底的に解釈していこうと思います。
目次
ニューシングル『恋』はとてつもなく凝縮されている濃度の濃いシングル!
今回のニューシングル『恋』には4曲収録されていますが、一般的にシングルに4曲収録されていると2曲目はB面…じゃなくてカップリングですよね。
で、残りの2曲は大概カラオケバージョン、というのが一般的だと思うのですが、このシングルでは2曲がタイアップ付きの曲で、残りの1曲が自宅収録の新曲ときたもんだからびっくり仰天。
大盤振る舞いもいいところじゃないか…!と思う人は多いのではないでしょうか?
まるで現代の銭形平次のような星野さんの新曲『恋』。
この曲の歌詞の意味について『どんな意味なんだろう?』と深読みをしてしまう方も多いのではないでしょうか?
気になる歌詞はこちらからチェック!
歌詞解釈一つ目「ドラマの内容を理解した上での歌詞説」とドラマのあらすじ
一般的に考えられるのは、星野さんが出演なされるドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」をイメージして作詞したんだろうなと推測ができます。
「え?なんで?」という方のために、このドラマのあらすじを説明しますね。
主人公である森山みくり(新垣結衣さん)は院大卒にも関わらず、内定ゼロ、彼氏ゼロ。派遣社員で仕事を開始するも、突然の派遣切りにあって仕事までゼロになってしまうのです。
そんな不遇な環境に置かれていたみくりは、ひょんなことからみくりの父の元部下という会社員の独身男性津崎平匡(星野源さん)の家事代行の仕事を引き受けることになるんです。
津崎はとっつきにくい性格のため、人から構われることが大の苦手でした。しかしみくりとは気が合い、次第に津崎からの信頼を得られるようになってきます。
しかし!津崎の両親が定年を迎え、田舎に引っ越すことになっちゃうんです。
みくりとしては金銭面やいろいろなことで困る話で、津崎に「就職という意味で結婚するのはどうですか?」と提案してしまうのです。
なんちゅう無謀な話なんだ…!と思いますが、津崎は「契約結婚」をすることを受け入れ、周囲にも結婚したという設定にしていき…という話です。
要するにこの作品のテーマは「契約結婚から本当の愛は生まれるのだろうか?」ということが推測できると思います。
それを踏まえて注目してほしい歌詞なのですが、サビの「夫婦を越えてゆけ」という歌詞。
普通の恋愛結婚とは違い、ゼロが結婚というスタートから恋愛感情が生まれ、本当の夫婦になる…という物語ですから、「今までの夫婦を越えて新たな夫婦になろうよ!」という意味にも受け取られますね。
解釈二つ目「男と女、それぞれの目線を組み合わせた初々しいラブソング?」
歌詞解釈をするにあたって重要なのは必ずしもサビだけを見て判断するのはあまりに安直ですよね。
前後の歌詞を見ることで新たな発見もあるのは当然。
この『恋』の最初のAメロ、Bメロの歌詞に注目して見ていただきたい。
…お分かりいただけるだろうか?そう、Aメロの「風たちは運ぶわ」とBメロ「君の元へ帰るんだ」。
そして肝心なサビの部分を注目して見てみると、二人称が交互に「君」と「あなた」というワードが出てくるんです。
つまりこの曲はおそらくカップルか夫婦の両方の言葉を交互に書き、それを星野さんだけが歌っているんです。
男女交互ならデュエットソングでもいいはずですが、あえて一人で歌うことによってリスナーには疑問が生まれますよね。そして歌詞カードを見てみたくなる→CD購入でファイナルアンサー!
…というところまで星野さんが考えていたとしたら、星野さんには広告代理店とかで働いた方がよっぽどCDが売れるのではないだろうかと思ってしまいますね。
それはともかく、本題に戻りますが歌詞の随所随所に初々しさを感じる言葉が見受けられませんか?
「ただ腹を空かせて 君のもとへ帰るんだ」や「恋をしたの」「いつか見えなくなるもの(略)いつも思い出して」というフレーズ。
きっと付き合いたてのカップルや新婚夫婦だとしたら「お腹空いたな、マミちゃん(仮)の夕飯が早く食べたいよ〜ウヘヘ」や「もう、毎日恋しちゃってるの〜」みたいなノロケはしますよね。ウヘヘとは言わなくても。
そして本当に心から好きになった人に対する感謝の気持ちや、相手が自分の隣にいることが一緒にいるといつの間にか「当たり前」の感情になっていきます。その最初に抱いた気持ちをいつも覚えていたいよね、という心情を星野さんは書いていたのではないでしょうか?
こう言った気持ちは付き合いたてのカップルや新婚夫婦に限らず、ずっとラブラブのカップルや夫婦はきっと持っているんだと思います。
もし「この人と添い遂げるんだ!」と思っている読者の方には、この気持ちを忘れないでほしいですね。
解釈三つ目「ゲスの極み!?今カノに宛てたラブソング?」
まさかそんなわけないだろうとは重々承知してはいるのですが、一応推察できる?ため書いておこうかと思います。
星野さんがスクープされた芸能人の方は、シンガーソングライターのaikoさん、女優の二階堂ふみさんでしたね。
⇒星野源と二階堂ふみが結婚間近?フライデーされたaikoとは破局したの?
噂によるとaikoさんと復縁したというものもありましたが、それはともかくとして仮に、仮にですよ?星野さんに彼女ができているとして、その相手に対して歌っているとします。
そう考え…られない。ごめんなさい、どう考えてもその方向で考えるとすると、サビ部分の「君」「あなた」のところが星野さんの空想になってしまう!
いるとしたら星野さんの頭の中に今カノがいるのかもしれません…
まとめ
歌詞の解釈について
1.プロとしてドラマをイメージして書いた歌詞
2.男女双方の目線で書いた興味深い歌詞
重要
シングル『恋』は凝縮された濃いシングル!
星野さん主演のドラマ「逃げ恥」は10月11日火曜10時からオンエアー!
ちょっと星野源さんに興味がわいたら、ぜひドラマももちろんのこと、主題歌にも注目してみてくださいね。
こちらの記事も読むことによってより過去の恋愛経験と歌詞の繋がりが分かるかも!?
また、宇多田ヒカルさんと椎名林檎さんの久々のコラボ曲「二時間だけのバカンス」の歌詞のも非常に興味深いので、良かったら読んでみてください。