先の見えないマスク品薄の中、街には手作りマスクを着用されている方が多くなってきましたね。
十分あると思っていたマスクが少なくなって、「マスク作ってみようかな。」と考えておられる方も多いと思います。
この記事では、立体的なマスクからプリーツ入り、キッチンペーパーを使った簡易マスク、手縫いなしで出来る超簡単マスクまで、「手作りマスクの作り方」をまとめてご紹介しています。
動画解説ありでわかりやすくご紹介していますので、不器用さんでも大丈夫!!ぜひ参考にあなたに合ったマスクを作ってみて下さいね。
目次
立体マスクの作り方 子供用・大人用
子供用の作り方
■用意するもの ガーゼハンカチ(30×30)ゴムひも(25㎝×2本) 線を引くためのチャコペン又はマジックペン アイロン
①ガーゼ生地を水通しをして乾かす
②型紙を作る(ダウンロード素材あり) 1㎝外側に線を引いて縫いしろを取り型紙をカットする
③ガーゼハンカチを半分にカットする
④表側(柄)を中にして半分に折り、型紙に合わせ線を引きズレない様にマチ針で留め生地をカットする(左右対象の表地が2枚できる)
⑤同様に裏地も型紙に合わせカットする(型紙は表地より中の線をカットし小さくする)
※厚みがほしい場合は、間にもう1枚ガーゼを挟むと良い(裏地の型紙でカットしておく)
⑥表地2枚を柄が中にくるように合わせマチ針で留めて、曲線の部分を縫っていく(型紙を使い外から1㎝の所に線を引き縫う部分に印をつける)
※できるだけ細かく縫う!
⑦同様に裏地も縫っていく(厚みをつける場合は、ここで用意してあるガーゼを挟み4枚を合わせて縫う)
⑧表地、裏地どちらも縫いしろに1㎝間隔の切込みを入れる
※縫った部分まで切らないように注意!
⑨アイロンを当てながら縫いしろを割る
⑩表地、裏地の柄同士が合うようにし中心を合わせマチ針で留め固定する
⑪型紙を使い縫いしろ1㎝のところに線を引き縫っていく
⑫縫い終えたら、直線と曲線の切り替わり部分に切込みを入れておく
⑬表地と裏地の間から裏返し、形を整えながらアイロンを当てる
⑭マスクの両端をアイロンを当てながら、まず1㎝次に1.5㎝折りマチ針で留め縫う (ゴムを通す部分)
⑮ゴムを通す
※ゴムの結び目は中に入れこむ方が見た目が綺麗
point:
1)ガーゼ生地は洗うと縮みやすいので作る前に水通しをしておくと良い
2)縫う部分がわかりやすい様に型紙を使い線を引き、マチ針で固定してから出来るだけ細かく縫う方がズレなく綺麗に仕上がる
3)2枚のガーゼだけでは物足らない場合は、間にもう1枚ガーゼを挟むかダブルガーゼの生地を使うと良い
手縫いで子供用の立体マスクの作り方がお手本として紹介されていますが、「大人用」「ミシンで」の場合も同じ作り方になります。
「大人用」の場合は、ガーゼ、ゴムひもの長さを調整して下さい。
生地はガーゼでなくても何にでも応用できそうですし、お家にある物で作ってみてはいかがでしょうか。
ガーゼをチェック▼
プリーツマスクの作り方 大人用
■用意するもの ガーゼ ゴムひも(30㎝×2本) ワイヤー 線をひくためのチャコペン又はマジックペン アイロン
①ガーゼ生地は水通しをして乾かす
②型紙を使い2枚のガーゼをカットする(19.5㎝×2枚)
残りのガーゼで5㎝×11㎝を2枚作る
③2枚のガーゼを合わせマチ針で留め、両端を縫いしろ1㎝のところで縫っていく(柄がある場合は柄を中にして合わせる)
④アイロンを使って縫いしろを割り裏返す
⑤縫い合わせた部分を上下にして、左右にプリーツを作るための印をつける
上から順に「3㎝ 1㎝ 2.5㎝ 1㎝」反対側も同じように「3㎝ 1㎝ 2.5㎝ 1㎝」
⑥下から3㎝のところで折り、アイロンを当てながら印のところでジャバラにする(反対側も同じように)
⑦プリーツを取れないように仮縫いする
⑧ワイヤーを入れる部分を縫い(端から1㎝内側を縫う)2枚重なっている間からワイヤーを真ん中あたりまで入れる
⑨マスクの両端に5㎝×11㎝のガーゼをマチ針で留め、1㎝内側を後ろから縫い付ける
⑩アイロンで縫い付けたガーゼを倒し、出ているガーゼの部分を内側に折り端から1㎝折る
⑪折った部分を縫い目があるところまで(縫い目を隠すように)もっていきマチ針で留め縫っていく(ゴムを通す部分)
※縫い目がみえない様に「まつり縫い」をする方が綺麗に仕上がる!
⑫ゴムを通す
※ゴムの結び目は中に入れこむ方が見た目が綺麗
point:
1)ガーゼを2枚使うかダブルガーゼを使用する
2)アイロンを使って印通りにジャバラ折りにして仮縫いしておく方が綺麗なプリーツになる
3)ワイヤーは、使用済みの使い捨てマスクからワイヤーだけ外しておけばOK (洗って消毒しておく)
※使用済みのものがない場合は、「ラッピングタイ」や「アルミホイル」で代用できます。
アイロンや仮縫いなどひと手間かけるだけで、綺麗なプリーツマスクが出来上がります。
ゴムひもをチェック▼
プリーツマスクの作り方 子供用
■用意するもの ダブルガーゼ ゴムひも(25㎝×2本) ワイヤー 線をひくためのチャコペン又はマジックペン アイロン
①ガーゼ生地は水通しをして乾かす
②2種類の大きさのガーゼを用意する 12㎝×15㎝ 2枚 5㎝×10㎝ 2枚
③2枚のガーゼを合わせマチ針で留め、両端を縫いしろ1㎝のところで縫っていく(柄がある場合は柄を中にして合わせる)
④アイロンを使って縫いしろを割り裏返す
⑤縫い合わせた部分を上下にして、左右にプリーツを作るための印をつける
上から順に「3㎝ 1㎝ 2㎝ 1㎝ 2㎝ 1㎝」
⑥3㎝のところから順にアイロンを当てながら印のところでジャバラにする
⑦プリーツを取れないように仮縫いする
⑧ワイヤーを入れる部分を縫い(端から1㎝内側を縫う)2枚重なっている間からワイヤーを真ん中あたりまで入れる
⑨マスクの両端に5㎝×10㎝のガーゼをマチ針で留め、1㎝内側を後ろから縫い付ける
⑩アイロンで縫い付けたガーゼを倒し、出ているガーゼの部分を内側に折り端から1㎝折る
⑪折った部分を縫い目があるところまで(縫い目を隠すように)もっていきマチ針で留め縫っていく(ゴムを通す部分)
※縫い目がみえない様に「まつり縫い」をする方が綺麗に仕上がる!
⑫ゴムを通す
※ゴムの結び目は中に入れこむ方が見た目が綺麗
point:
1)手順は大人用と同じ、サイズに注意
2)サイズが小さい分ジャバラが折りにくい
お手本の子供用は、3歳~5歳くらいが対象で完成サイズ:縦7.5㎝ 横13㎝です。
もう少し大きいお子さんの場合は、縦のサイズは同じで横を14㎝にすれば良いそうです。ゴム紐もお子さんの大きさに合わせて調整しましょう。
可愛いガーゼハンカチをチェック▼
立体マスク、プリーツマスクどちらも手縫いで紹介されていますが、ミシンをお持ちの方はミシンでも同じ作り方です。
ハンカチマスクの作り方 縫わずに折るだけ超簡単
■用意するもの ガーゼハンカチ ひもorゴム
プリーツなし
①ガーゼハンカチを広げて、使う人の顔の大きさに合わせて折る
②ひもorゴムでワッカを作る
③ハンカチの両端をワッカに通す
④顔に合わせて大きさを調整する
プリーツあり
①ハンカチを広げて両方を中央へ折りこむ
②ひっくり返して、中央へ折りこむ
③ひもorゴムでワッカを作る
④又ひっくり返して、ハンカチの両端をワッカに通す
⑤顔に合わせて大きさを調整する
point:ひもは、なるべく細いものの方が顔にフィットする
折りたたんで作るので厚みがありゴワゴワした感じになります。なるべく薄いハンカチでプリーツを入れて作られた方が、フィット感があると思います。
キッチンペーパーマスクの作り方 《プリーツあり》
■用意するもの キッチンペーパー(約22㎝×20㎝)細いゴム(約30㎝)ラッピングタイorアルミ箔 両面テープ(1㎝幅) ハサミ
①わかりやすくなるように裏面に斜線をつける
②端に両面テープを付け折り返して貼り付ける
③ヒダの折り目を付ける
キッチンペーパーを半分に折り広げ、折った線に向かって両端から折る(裏面に3本の山折りの折り目がつきます)
④先に両面テープを貼った上に再度両面テープを貼り、中央にワイヤー代わりのラッピングタイorアルミ箔を置いて折り返し貼り付ける
⑤下部にも両面テープを貼り端を折り返す
⑥山折りの部分をつまんで折上げ1.2㎝くらいのプリーツを作る
残りの山も全てプリーツにすると、約8㎝になります
⑦両端に両面テープを貼り折り返す
⑧その上に再度両面テープを貼り、ワッカにしたゴムを挟んで折る
反対側も同様にゴムを挟む
point:キッチンペーパーの表裏がわかりやすい様に裏面に印をつけておく
綺麗にプリーツができると、キッチンペーパーとは思えないくらい完成度が高いです。薄さが気になる場合は、キッチンペーパーを2枚重ねて作るか、口元にティッシュペーパーを挟むと良いです。
キッチンペーパーの簡易マスクと言えば、「警視庁警備部災害対策課」さんが発信されたこちら▼ですが、皆さん工夫されて進化していますね。
キッチンペーパーで簡易マスクを作成。キッチンペーパーを蛇腹に折り両端に輪ゴムをつけホチキス止め。ホチキスの位置で大きさを調整でき、とても簡単に作ることができました。娘に着けてもらったところ「苦しくない。いい感じ。」とのこと。密閉性には少し欠けますが、砂ほこり等は十分に防げます。 pic.twitter.com/sb46djvi45
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) August 6, 2017
キッチンペーパーをチェック▼
#手作りマスク みんなのマスク
皆さん工夫を凝らして色々な作り方でマスクを手作りされていますね。
SNS上も手作りマスクが溢れていますので、チョッと覗いてみましょう!
手作りマスクで買い物をしていたら突然年配の方に尋ねられた。「マスクを作ろうと思ってゴムを買いにきたんだけどなくって…あなたのそのゴムはどうやってます?」と。
得意気にお答えしましたよ
「タイツを1㌢幅で切って両端を引っ張るとキレイな輪っかになり、耳も痛くなくて本当に便利ですよ」と。 pic.twitter.com/7YQ2R6ZJvJ— 本田 淑美 キッチンスタジオmogu (@mogu_honda) March 29, 2020
先日、テレビで紹介されていた手作りマスクを作ってみました。街中でも手作りマスクをつけている方も見かけますね。ハンカチとヘアゴムを用意するだけ。裁縫の苦手な私にとっては有難い情報でした。つけ心地は、思っていた以上に息苦しさはなく、自宅で洗濯した香りがなんだか落ち着きました。 pic.twitter.com/4OaHPfWr6p
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) March 26, 2020
セクシーゾーンの手作りマスクが個性強すぎるwwwhttps://t.co/NLAUESE4D9 pic.twitter.com/RgGoAvgrsu
— びび (@fumazarashi) March 29, 2020
見てくれは悪いけど、すそ上げテープを使ったら3分で出来ました。#手作りマスク#古今亭菊之丞 #落語 pic.twitter.com/3xuvvUbdrf
— 古今亭菊之丞(公式) (@kikunojorakugo) March 27, 2020
布マスク作ってる皆さまへ
マスクゴムないのでカラータイツを代用に🎵めちゃ、フィットするし😃いいですよ❗
冬物特価で税込110円コスパ最高。白はダメ。看護師さんのだからね#手作りマスク pic.twitter.com/4wvbOMVjN5— コンサまま (@consamama12) March 27, 2020
最近マスク作りにハマってるんです。#手作りマスク pic.twitter.com/HUwJboiaNp
— もみにーまうす🌴 (@mominnie___dsn) March 29, 2020
コロナのせいで外出自粛だから普段なら絶対しないことやろう!って思ったら半日かかった…💦
慣れないことをするとこうなるよね〜😂
超不器用だけどやればできた🙌#手作りマスク#コロナに負けるな pic.twitter.com/v5HzBaDEOH— tomoko🏀✨ (@tomo_v11) March 29, 2020
折りたたむだけの簡単てぬぐいマスクのセットが嵐電嵐山駅からすぐのいしかわ竹乃店で好評です#嵐山いしかわ竹乃店#手洗いうがい竹乃店#スイてます嵐山#手作りマスク pic.twitter.com/PTBHFgQKF3
— 嵐山商店街 (@s_arashiyama) March 27, 2020
サイズが合わなくなったYシャツで作って見ました。
裏は、晒しにしましたので、肌触りはとても良いです。#手作りマスク pic.twitter.com/ZWiH6dL3Ws— トマト🍅 (@my2U927sUtFz7tV) March 29, 2020
どんなに時間無くても作れるマスクです!!
マスクしなくちゃいけないけど、マスク買えないから…って諦めてた人、お試しください!!
#手作りマスク #縫わないマスク https://t.co/VPIHhop7Md— 青空 明@ヒネアキラ作画 (@azurfruit) March 29, 2020
マスクもガーゼも手に入らないからこれで代用。
洗って何度も使えるペーパータオル。肌触りも柔らかくてばつぐん。
ミシンで縫っても破れない。
耐久性は使ってみてから。#手作りマスク pic.twitter.com/LncM6CQMkL— nontaru (@nontaru1) March 29, 2020
《まとめ》マスクなければ作ってしまおう!手作りマスクは意外と簡単
手作りマスクの作り方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
皆さん色々工夫され、ミシンがなくても不器用さんでも材料がなくてもコツコツ作っておられますね。
身近な材料とやる気さえあれば手作りマスクは作れます!
ぜひ「#手作りマスク」の流れにのってマスク作りを始めましょう。
終息の願いを込めて。。。
最後までご覧頂きありがとうございました。