冨田勲の経歴や作品を振り返ろう!息子さんや娘さん、多くのアーティストに受け継がれる意志

冨田勲

2016年5月5日。作曲家の冨田勲さんが84年の生涯に幕を閉じました。

20代、30代の人にはなじみが薄いかもしれないですが、音楽界の中では巨匠中の巨匠。

テレビのニュース、ネットのニュースなどでも大々的に取り上げられています。

晩年になっても初音ミクと共演するなど、新しい音楽を作り続けた冨田さん。

今日はそんな冨田勲さんのプロフィールや経歴などを振り返っていきたいと思います。

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冨田勲さんのプロフィール

生年月日:1932年4月22日(84歳)

没日:2016年5月5日

出身地:東京都杉並区

出身大学:慶應義塾大学文学部

ジャンル:映画音楽、電子音楽、テレビドラマ主題曲

職業:作曲家、編曲家、シンセサイザー奏者 

1950年代ごろ(20歳ごろ)、慶應義塾大学に在学中に作曲家としての活動を始め、テレビ番組、映画、アニメなどの作品での音楽を多く担当してきたようです。 

特に多くの人が冨田勲さんを愛している理由の一つとして、虫プロダクションという、手塚治虫が関与したアニメプロダクションとの関わりが深く、手塚治虫原作のTVアニメ「リボンの騎士」、「ジャングル大帝」、「どろろ」などの音楽などを担当。

今以上にTVやアニメが貴重な娯楽となっていた時代の先駆けとなった人なんですね。

また、彼を語る上で外せないのが「シンセサイザー」。見た目としてはキーボードですが、いわゆる電子楽器と呼ばれる楽器で、色々な音を組み合わせることが可能な楽器。

POPと呼ばれるジャンルにおいては特にシンセサイザーの電子音は必須で、それを最初に日本の音楽に取り入れたのが冨田勲さんなんです。

当時、日本にはシンセサイザーそのものすら無かったため、日本で初めてシンセサイザーを個人輸入した人としても音楽界では有名な話。

楽器として輸入しようとしたものの、日本には存在しないものであったため、税関でひっかかってしまい、数ヶ月間も検査場で足止めされてしまったという事件も。

色んなものが当たり前に揃っている現代では考えられないエピソードですよね。

それでも、自身の求めるものに向かって幾多の困難を乗り越えていく姿は我々若者世代も見習わなくてはなりませんね。

ちなみに、小室哲也やPerfumeのプロデューサーなどでおなじみの中田ヤスタカ氏、現在のアイドル時代の音楽の数々も、当たり前のようにシンセサイザーをはじめとする電子楽器が使われています。

冨田勲さんがいなければ成り立っていない今のJ-POP界。様々な現代ミュージシャンの土台には彼がいるといっても過言ではありませんね。

 

代表作「月の光」

最初のクラシック音楽のシンセサイザー音楽化アルバム。

これはアメリカでリリースされ、ビルボードというクラシカルチャートで2位にランキングされた。そこを皮切りに世界的にヒットし、アメリカのグラミー賞4部門にもノミネートされた。つまり、冨田勲さんは日本の音楽界だけでなく、世界中で評価を受けている人物なのです。

彼が亡くなってしまった今、再度この月の光が注目され、冨田勲という作曲家の偉大さを知ることになることでしょう。

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初音ミクとNHKで共演??

なんと日本を代表する作曲家である富田勲さん新作「イーハトーヴ交響曲」で初音ミクと共演。この最初の公演をライブ配信するなどして大きな話題を呼んだんです。

この初音ミクとの異次元コラボともいえる共演の裏側がNHKで特集され、大きな反響を呼びました。

これが巨匠冨田勲さんと初音ミクとのコラボしている動画。

冨田勲×初音ミク「イーハトーヴ交響曲」銀河鉄道の夜

さらにこの曲は宮沢賢治の世界感も取り入れており、話題性としても、作品性としても秀逸の一言。

私たちはこの方の礎の上にいるんだなと、なんだか胸がじーんとしたことでした。

 

冨田勲さんの息子さんの経歴

どうやら冨田勲さんの息子である富田勝さんはアーティストではなく大学教授として活躍されているそうです。

なんでも学生の頃から文武両道でスポーツの様々な大会でも入賞を繰り返していたようです。

また、教授として活躍しながらもベンチャー企業を立ち上げたりなど、新しいことにもどんどん取り組まれているそうで、なにやら「スパイバー」という新技術への支援もされているようです。

ちなみにスパイバーというのは人口合成のクモの糸のことで、なんと糸状でありながら鋼鉄の340倍強度を誇るのです。

糸状であるということは、様々なものに応用していくことができるということで、今後に大きく期待できる素材となっています。

2016年中にはスパイバーを使ったアウトドアジャケットが発売される可能性があるそうです。

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こういった新しい技術に注目するあたりはお父様の意志をしっかり引き継いでいる感じがしますね。

ちなみに娘さんである妹尾理恵さんはお酒が大好きだそうで、酒サムライとしても活躍されているそうです。

酒サムライという聞き慣れない言葉ですが、日本酒文化を世界に広めていきたいという志のもとうまれた団体のようです。

冨田勲さんも無類のお酒好きだったそうなので、やっぱり血は争えないですね。

 

冨田勲さんの作品の数々

冨田さんが関わってきた作品の数々を一部ご紹介。

  • 大河ドラマ第1作:花の生涯(1963年)
  • 大河ドラマ第7作:天と地と(1969年)
  • 大河ドラマ第10作:新・平家物語(1972年)
  • 大河ドラマ第12作:勝海舟(1974年)
  • 大河ドラマ第21作:徳川家康(1983年)
  • 柳生十兵衛(1970年フジテレビ)
  • 大忠臣蔵(1971年NETテレビ)
  • 座頭市物語(1974年-1975年フジテレビ)
  • 名犬ラッシーの主題曲(1957年-1959年 後のTBS)
  • ジャングル大帝(1965年-1966年 フジテレビ)
  • リボンの騎士(1967年-1968年 フジテレビ)
  • どろろ(1969年 フジテレビ)
  • クレオパトラ(1970年 劇場用アニメーション)
  • ブラックジャック ふたりの黒い医者(2005年 劇場用オリジナルアニメーション)
  • ニュースの音楽のテーマ(NHK)
  • あの人に会いたい(2004年-2008年 NHK)

他多数。

本当に色んな作品の音楽に携わり、曲を作ってきたことが良く分かります。

年代は違えども、超名作の数々の音楽は冨田勲さんが作っていたんですね。

 

冨田勲まとめ

  • 2016年5月5日に84年の生涯を終える。
  • 日本の音楽に初めてシンセサイザーを導入した人
  • 小室哲也や中田ヤスタカ、アイドル界など今の音楽シーンの礎となる人物
  • 代表作「月の光」ではアメリカのグラミー賞4部門でノミネート
  • 初音ミクとのコラボなど晩年まで新たな音楽の創造をし続けた

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

作品情報

 

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